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経営者が従業員に求める意識とは・・・自分が経営者という心持ち!

暑さにはめっぽう強いが、寒さには人一番弱い、青森市の社会保険労務士、本田淳也です。

経営の神様と言われる松下幸之助(現パナソニック創業者)のファンは、近年その幅が広がり、多くの女性にも支持されていますが、中小企業のオーナーに熱烈なファンがいるのは、今も昔も変わりないようです。

その松下幸之助は、従業員に「社員稼業」という言葉を用いて、「社員」という事業(稼業)を自分の力で経営しなさい、と伝えていたそうです。
雇われているという意識ではなく、自分が経営者なのだという気持ちで、日々の仕事に取り組みなさい。それでこそ自分の仕事にやりがいを持てるはずだ、という意味のようです。
ひと言で表すと「一人ひとりが経営者」ということ。
そう考えると、すべての社員が取引先となり、それに基づく意識と行動が生まれる。
お客さんがどう思うかを考えるように、社内の人がどう感じるかを察しできるようになり、社員同士のコミュニケーションも良くとれる。
相手の気持ちや立場を察して行動すること。
経営者でも、上司でも、部下でも、とても大事なことのように思えます。

現場で、経営に関する「ひと」の悩みや、ささいな労働問題、なかなか解決できないトラブルの相談を受けた際に感じることは、従業員が「一人ひとりが経営者」という意識を持っていれば・・・おそらく防げたケースが多分にあるということ。
経営者と同じモチベーションとまでは言わないものの、従業員にはできる限り「社員稼業」という言葉を意識して仕事に取り組んでもらいたいものです!

青森市の社労士 本田淳也
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