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今年も通勤中の寒さと闘いが始まった、青森市の社会保険労務士、本田淳也です。
・障害基礎年金(国民年金制度)・・・1級~2級
・障害厚生年金(厚生年金制度)・・・1級~3級
制度別による等級の違いは、前々回でもご紹介した通りですが、実際に一番受給者が多いのは、「障害基礎年金2級」となります。
では一体、支給額はいくら位になるのか気になるところでしょう。
・障害基礎年金2級・・・779,300円(平成29年4月分~)
※1級は1.25倍
月額で考えると、約65,000円になります。
ちなみに5年程前は789,000円と記憶しているので、この間9,700円減額したことになります。
・第1子・・・・・224,300円
・第2子・・・・・224,300円
・第3子以降・・・・74,800円
子供が2人いる方であれば、224,300円×2が加算され、
・障害基礎年金2級・・・779,300円
・第1子・・・・・・・・224,300円
・第2子・・・・・・・・224,300円
・年間支給額・・・・ 1,227,900円
月額換算すると、約100,000円となります。
子の加算は、子供の養育費を考慮しているため、ある一定の年齢になると停止になります。
・18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子
・20歳未満で障害等級1級または2級の障害者
おおまかに高校を卒業するまでと覚えてもいいでしょう!
ちなみに、5年程前の子の加算額ですが、私の記憶によれば、
・第1子・・・・・224,700円(現在224,300円)
・第2子・・・・・224,700円(現在224,300円)
・第3子以降・・・・74,900円(現在 74,800円)
100円~400円減額となっています。
子供の有無に関わらず、障害年金だけで生活していくのは難しいものの、心強い経済支援になるのは確かであり、本人および家族の心の支えになるのも事実!
一部で「誰も知らない最強の社会保障」と言われていますが、「みんなが知っている最強の社会保障」に変えていく必要があるでしょう。
ちなみに遺族基礎年金の支給額も同じ考えです。
社会保険労務士 本田淳也
障害年金対応地域:青森市、弘前市、五所川原市、津軽地方ほか