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こんにちは、新型ジムニーの売れ行きが好調でなぜか嬉しい、社労士の本田淳也です。
先日、障害年金の初診日が確定できず、行き詰まっていた方から相談がありました。
よくよく聞きながら書類を拝見すると、初診日は「昭和」の時代です。
30年以上も前の話であって、病院はすでに閉院、次の病院でもカルテは破棄されている・・・。
過去に遡るほどあり得る話なのですが、それだけで受給できないというのは全くもって腑に落ちません。
保険料納付要件に問題がなく、障害等級もほぼ確定しているなら、なおさらです。
“請求者の状態をみて判断してほしい”、とは思うものの、制度上、そうもいきません。
ならば客観的に初診日を確定させようと、お預かりした書類を再確認し、重要な部分をピックアップ。
通達を何度も読み直し、いろいろな所に電話をかけ、そして依頼者にも協力いただきながら“説得できるであろう書類”をまとめ上げました。
その過程で感じたのは、皆さんいきなりの電話でも事情をお伝えすると、とても協力的だということ。
なかでも膨大な書類の中から、“これ”という診療情報を提供していただいた医療機関の担当者の方には感謝の言葉が見つかりません。
何時間かかったのでしょうか、想像もつきません・・・。
また、何度も病院と年金事務所を往復しながら書類を揃えた身内の方にも頭が下がります。
正直私は、障害年金の相談があってもすべてをお受けしているわけではありません。
日常業務や執筆活動の状況を踏まえ、逆に時間がかかってご迷惑になるようだったらお断りしています。
ただ、請求者および身内の方の置かれている状況をお伺いし、お役に立てるようだったらなるべくお受けするようにしています。
今回の申請結果については3ヶ月以上先になりますが、良い回答となるよう願っています。
協力いただいた多くの皆さん、ありがとうございました!
社会保険労務士 本田淳也(青森市)