お電話でのお問い合わせ017-752-0506
こんにちは、青森市の社会保険労務士、本田淳也です。
先日の東奥日報に「青森労基署が成邦商事を書類送検」という記事が掲載されていました。中国人技能実習生および日本人労働者に月100時間を越える時間外労働をさせていたという。
詳しい内容は紙面をご覧いただきたいが、今回のように公表されると会社のダメージは計り知れないものがあります。長年築き上げてきた信頼はガタ落ちするでしょうし、売上の減少も予想されます。さらには、現在働いている従業員はどう思うでしょう。また、これからの新規採用も難しくなるでしょう。早急な改善が求められます。
もうひとつ、大きな問題だと感じることがあります!
それは、外国人技能実習生をサポートする役目を担う「監理団体」について!
以前からその役割に疑問を持ちブログでも書いてきましたが、毎月相応の管理報酬をもらっているにも関わらず、名ばかりの”監理団体”が多いと感じます!
今回のケースを考えても、監理団体は知らなかったはずがありません!
気づきながらそのままにしていたか、会社に指摘しても聞く耳を持たなかったかは分かりませんが、どちらにせよ監理団体についても多少のペナルティーではなく、会社と同程度の罰則が必要ではないでしょうか。
悪質な会社の書類送検も必要ですが、ビジネスありきの監理団体への監督も強化してもらいたいものです。
社会保険労務士 本田淳也
~安全確保措置を怠っていた疑い・・・十和田労基署がスーパー「ユニバース」を書類送検!~