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こんにちは、青森市の社会保険労務士、本田淳也です。
ついこの間まで年末調整業務でバタバタしていました。
毎年、その業務の際に感じるのは、皆さんいろんな保険に入っているんだな~ということ。
年末調整では、保険料控除申告書に添付されている控除証明書をチェックするため、ひと通り目を通すことになります。同時に年間の保険料額も確認しなければなりません。
その際、もうひとつ思うことがあります。
“自分の希望に沿った適切な保険に入っているのかな~”、と
社労士の試験科目は、労働基準法などの労働法を除けば、雇用保険や労災保険、健康保険、国民年金などの「公的保険」が主となり、実務でも相応の割合を占めます。
つまり、公的保険に一番詳しいのは、社労士といっても良いでしょう。
私が考える保険の位置づけはこうです!
公的保険・・・生活の最低保障
民間保険・・・プラスαの保障
日本は、国民皆保険・皆年金制度のため、原則として国民はなんらかの公的保険・年金制度に加入しています。そしてその保険料を毎月お支払いしていると思います。
他国の社会保障制度と比較しても非常に優れていると感じますが、それでも給付には限界があります。実際、税金を投入しても“生活の最低保障”がやっとなのです。
それでは、それ以上の保障を希望する場合はどうすればいいでしょうか。
そうです、民間の保険に加入するのです。
公的保険で足りない部分を民間の保険で補う・・・これが本来の流れだと思うのですが、私が強く感じることは、
「公的保険の保障内容を知らないがまま、民間の保険に加入している方が非常に多い」ということ。
非常に多いというより、ほとんどではないでしょうか。
これにより、本人にはどのような不利益があるのでしょうか・・・。
(次回に続く)
社会保険労務士 本田淳也(青森市)