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トンボを捕まえるテクニックは誰にも負けない、青森市の社会保険労務士、本田淳也です。
今回は労働基準法に触れてみます!
戦後、劣悪な労働条件で働いていた工場労働者が多かったため、“最低基準”を定めた労働基準法が、昭和22年に制定されました。
「使用者」という雇う側、「労働者」という雇われる側、お互いの力関係を考えると必要な法律だと思います。
この労働基準法により、何ヶ月も休みなく働きっぱなし、賃金も格段に安く生活できないなど、過酷な労働条件でありながら、泣き寝入りしか出来なかった多くの労働者が救われたことでしょう。
制定の経緯はこんなところですが、以前、労働基準法について、労働局のベテランの方と2時間近くお話をしたことがあります。
「青森県内の会社であれば、労働基準法を守っていれば、それなりに労働条件がイイ会社ですよね!」
私もそう思います!
つまり青森県内では「労働基準法を守っている会社は、従業員満足度が高い」とも言えるでしょう。
となれば「離職率も低く、人手不足にも悩まされない」とも言えます。
もちろん、それほどシンプルではないものの、一定のモノサシにはなるはず。
大事なのは、法律だからという意識ではなく、従業員が働きやすい環境を作るためにはどうすればいいか、定年まで勤務してもらうためには何が必要なのか・・・。
経営の根本から目をそらし続けている会社の悩みは、総じて同じだと感じています!
法律だから守るのではなく、会社のため、従業員のために、遵守するという意識を持ってもらいたいものです!
社会保険労務士 本田淳也(青森市)
~労働基準法はお任せ~