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読売新聞夕刊の「ペット休暇」で休む同僚にうんざり…不公平な福利厚生では?の取材を受ける

こんにちは、社会保険労務士の本田淳也です。

読売新聞夕刊の「モヤモヤ」というコーナーの、

「ペット休暇」で休む同僚にうんざり・・・不公平な福利厚生では?

について取材を受けました。

記事自体は小さく見えにくいので、テキストでもアップしておきます。
また「大手小町」というサイトでも紹介されています。
https://otekomachi.yomiuri.co.jp/workstyle/20230307-OYTET50031/

読売新聞夕刊の「OTEKOMACHI」のページと連動し、「モヤモヤ・健康編、働き方編」として、働く女性の仕事や健康に関する悩みに専門家が答えます。

少人数の職場で働く会社員です。
会社が新しく「ペット休暇」を導入して以来、ペットを飼う同僚がこの休暇をよく取得します。
休んだ分の仕事のしわ寄せが来て、うんざりしています。
取得できない人もいるような休暇は、不公平ではないでしょうか?

 福利厚生には個人差

ペットを飼う家庭が増え、近年は「家族」という考え方も浸透してきています。

人手不足などに悩む企業にとって、従業員の満足度を高める努力は重要です。その一環で、導入が進むのが、ペットにまつわる制度です。

中でもペットの死や通院などを理由に休暇取得を認める「ペット休暇」は、導入しやすい制度と言えます。

ペット休暇は福利厚生のうち、特別休暇に当たる制度です。

特別休暇は冠婚葬祭に関係するものが一般的で、企業が自由に設計でき、原則無給です。

福利厚生は人によって取得などに差が出ます。

結婚休暇は未婚の人は取得できません。

100%公平な仕組みは難しいと言えるでしょう。

ペット休暇に職場内で不満が出てくるのは、ペットを家族と考えるか、単なる動物と見るかで、ギャップがあるからではないでしょうか。

ペットを飼う人は日頃から職場で、自分にとっていかに大切かを伝えていくことが大事です。

同僚も休暇は「お互いさま」という感覚を持つと、自分の休暇も取得しやすくなります。

企業側も導入の狙いをきちんと説明する必要があります。

ペット休暇で、仕事のモチベーションや職場定着率が向上すれば、会社全体にプラスになることを伝えましょう。

社会保険労務士 本田淳也(青森市)







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