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こんにちは、青森市の社会保険労務士、本田淳也です。
多くの企業で人手不足が顕著となり、多種多様な“働き方改革”を行っていますが、このような動きは民間だけではないようです。
社労士業とは切っても切り離せない「労働基準監督署」。
その労働基準監督官の採用方法が、従来の厚生労働省一括採用から、各労働局単位に変更されたようです。
これにより、現在の全国を転々と異動する形ではなく、採用された労働局管内で異動や勤務を行うという。
いうなれば、遠方への転勤がないということ。
プライベートも大事にしたいという若い新卒者には、かなり受けがいいのではないでしょうか。
大きな組織に転勤はつきもの。
その効果としては、モチベーションの維持・向上、スキルアップ、不正防止等が考えられますが、引越しも伴うため家族持ちの方には結構大変なことでもあります。
人手不足が叫ばれるなか、“そんな苦労はしたくないので転勤のない仕事を選ぶ”・・・そんな新卒者が多く現れてきても不思議ではありません。
今後は、当たり前のように行ってきた業務も、今の時代に必要なのか、そしてもっといい方法はないのか、今一度立ち止まって考えるケースが増えるような気がします。
社会保険労務士 本田淳也(青森市)